中学生だった頃
お小遣い制だった僕はファッションにかける元手もなく
ホットドッグプレスやポパイを欠かさず熟見して多大な知識のデータベースを脳内構築しておりました。が
ところがです
僕の全身を一矢貫いたのが姉が愛読しておりました
マガジンハウス<オリーブ>だったのです
時は80年代後半、オリーブには時煌めきを放つ美容師やヘアメイクの人気者達の特集が頻発されており、最新トレンドヘア発信のサロンに憧れ、上京を決意!
プロフェッショナルヘアメイク達のメイクボックスの中身には見た事のない海外の華やかなプロダクツがわんさか入っていた訳で兎にも角にも最上級の<憧れ>を覚えました。
当時13さいの僕の美顔術が<仕事意識>にシフトチェンジしたのです。