<カミーユ>というヘアーオーナメントのブランドがある
70〜90年代にギャラリーラファイエットやプランタンをはじめ、国内ではホテルオークラ、帝国ホテル等文字通り一世を風靡したフランスの傑作群
90年末、代表兼デザイナーのシルヴィは引退してカミーユブランドは歴史の幕を降ろす
現在では南仏にて彫刻のアトリエを構えている

多くのファンを魅了する彼女の作品には品質の高さと品位の高さがバランス良く(シックと贅沢)表現されており
今でもアンティークマニアの間では収集が続いている程人気が高い

シルヴィ本人のバックヘアーショット
高品質の樹脂を使い様々なデザインで表現するには
良き工房と良き職人

を保持できる特権と財力が必要
になるが、古今3拍子条件が揃うのは非常に難しいのは推測できる
希少価値が付き値段が落ちない訳だ
2006年ZSALONの創設当初、銀座と仏蘭西を半世紀にわたり交易していた故寺谷氏により熱烈な紹介を受け今に至る
そのデザインを知るには沢山のディテールを触らなければならない

その馴染みない色使いや理解しがたい曲線の中に宿る芸術性こそがパリそのものだと

仕入れには選り好みしてはならない
なぜならば多色多様を用いて一つのオーダーナメントを表現しているのであり、仕入れ者の感性は遥かにデザイナーに及ばないものであり
<仕入れさせて頂く>立場になる
可能なかぎり全色揃える事

ストックは存在している時のみ仕入れの機会
サンプルなどは一切ない
ある訳がない
購入さるお客様には選んで差し上げなければヘアサロンとしての意味をなさない
又、言葉がなくともその<文化>を解る方は大勢存在する
シャツの裾はズボンに入れる
棒に当たるまでがんばろう
なぜならば私達は亜流だから
銀座には<浮世離れした怪物>の街→寺谷氏の発言
ZSALONは銀座のサロンになるべきだと
寺谷氏には何から何まで銀座の流儀、パリの夢や幻想を
享受頂きZSALONの大いなる遺産となっている
それがなかったら、現実的な今のでんのう東京で通用できなかったのかもしれない
人間はお互いに影響し合ってのみ存在してゆけるもの
まして人生の大部分を占める仕事においての
メンターを持たずではなにも開かれず
成功したければ皆同じ、ひとの言う事を聞こう!