宇野亜喜良の挿絵やポスターは大好きでして
今までの作品づくり、世界観づくりにおいて 多大なる影響を受けてきました
出版済みの本としては画集やポスター集ばかりが 目に留まってしまっていましたが
2000年に出世したエッセイに出会えました 宇野亜喜良の世界観の活字化です
期待度は絶大
<薔薇の記憶>と題されているだけに
過去の生い立ちから
どのような具象を体験したかなど事細やかに知る事が できて
あぁそうなんだ
そうゆう事だったのか
だから強烈に惹かれたものかと
腑に落ちる回顧の連続で大変な参考になりました
大満足です
無責任ながらおススメの一冊です
馬と少年少女の挿絵 特に絵本<あの子>での表現は 私の中で特別な意味をもち 今尚輝きを失わない傑作です
本文中にもこの部分の記憶を披露頂けて 密やかな悦に浸りました
宇野亜喜良曰く 文章にするのは難しく面倒だったが 実は嫌いではないのかもしれないと
すごいなぁ
いつまでもの活躍を願っております!
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